チェ・スジン先生の朝鮮王朝実録の話 (2)革命を夢見た改革者・鄭道伝
鄭道伝は、既存の王朝を根本から変える「易姓革命」を構想しました。
民を中心とした政治――民本主義の理想を掲げ、新しい国づくりを目指したのです。
しかし、その理想を実現するには、強力な軍事力を持つ人物の協力が不可欠でした。
二人の英雄:崔瑩と李成桂
当時、外敵の侵入を防ぐ功績を挙げた二人の将軍がいました。
それが、崔瑩(チェ・ヨン)と李成桂(イ・ソンゲ)です。
- 崔瑩は貴族出身で、清廉で忠義に厚い武官。朝廷でも大きな影響力を持っていました。
- 李成桂は北方の辺境で女真族を討伐し、南方では倭寇を撃退するなど軍功を挙げましたが、政治的な力は持っていませんでした。
鄭道伝が新しい国を築くために主君にすると決めたのは、李成桂(イ・ソンゲ)でした。
