チェ・スジン先生の「朝鮮王朝実録の話」(21)✨訓民正音(훈민정음 ハングル)の創製:すべての民に言葉を届けるために
世宗の天才が輝いた瞬間
世宗大王の卓越した知性は、何よりも「ハングル」の創製において最も鮮やかに表れました。
当時、朝鮮では中国の漢文が公文書や学問の中心でしたが、身分の低い人々や農作業に忙しい庶民にとって、文字を学ぶことは非常に困難でした。
農業技術書や道徳書、法律などが発表されても、文字を読めない民はその恩恵を受けることができず、不利益を被るしかありませんでした。
この現状を憂いた世宗は、朝鮮独自の新しい文字を創ることを決意し、長い年月をかけて秘密裏に研究を続けました。
そして1443年、ついに17の子音と11の母音からなる新しい文字体系を完成させたのです。
